レコーディング自体、何年ぶりだろう・・・
ソロで活動を始めて、CD「小板橋八重1」をレコーディングして以来。
この間、出産、パニック障害の悪化、それとともに初めての子育て、、夫婦の問題・・など
この10年程、本当によく耐えたと思う。
全然、乗り越えたわけではなく(笑)今もその延長にいるのだけれど・・・
そんな間も、音楽は細々と、コツコツとそして振り返れば「確かに繋がっていてくれた」のだと分かる。
この10年は、本当にこれでもかと、哀しみと苦しみの連続で・・・
なのに、機会をいただいて唄うと「癒された」などと言ってもらえることが、、
ふに落ちなかった。
こんな私が、人の心を癒せるわけがあるだろうか。
でも確かに唄うと、私も自分にもどることが出来たし、聴いてくれた人にそんな風に感想をもらえると、私こそ癒された。
「ああ、生きていてもいいのかな」って思った。
外出することも、人に会うこともできない時期
家で1人発作になると、ウクレレを手にした。声を出すエネルギーもなくて
涙流しながら・・ウクレレの音に集中することで、自分をそこに引き止めた。
そんなウクレレを弾きながら唄う、初めてのレコーディング。
どうにかこうにかまた人前で唄えるようになって、そして唄ったのは「まんなか」という曲。
「死ぬ気になれば・・」と息子を連れて行った悲願の「沖縄」で産まれた唄。
行きたくても、どうあがいても行けない大好きな地、沖繩。(←今も)
私がそんなことをしていた間に、再会できずに亡くなってしまった、大切な人たちへの想い。
自分を責めるしかなかった日々…
そんな気持ちを、きっとこの唄が「もういいよ」と
言ってくれているのかもしれない。だから、私は唄うと癒されるのかもしれない。
そして、そんな唄を聴いてくれた人が、何か感じてくれたと知ると、
「ああ・・」と思えるのかもしれない。
そんな色々を経ての、二日間に渡るレコーディング。
よく頑張りました^_^
関わってくださった皆様に心より感謝いたします!
@ echo and cloud
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