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「まんなか」レコーディング②

更新日:2020年9月19日

今回、初めてのメンバー、初めてのスタジオでレコーディングをしました!


遡ると、かれこれ1年前の今頃に「あ〜そろそろレコーディングしたいな〜」という気持ちが出てきてはいたのですが、約1年間一緒に演奏をして下さっていたウッドベースの蒲生さんが、脳出血で倒れてしまいまして・・・

レコーディングをしたいという気持ちもそのままになってしまっていました。


「まんなか」には、ウッドベースが必要でしたし、一人で演奏していてもベースの音が聴こえるんです。

しかし、蒲生さんはあれから、今も入院されていますので、残念ながら今回演奏してもらうことは叶わず。

もともと、時間をかけてコミュニケーションをとって音を作り上げて来たタイプなので、どうしたものか・・・と思い悩んでいました。


しかし、「映像で曲を使わせて欲しい」と言っていただき、いよいよレコーディングしなくては!となった訳です。

そこで、ウッドベースは蒲生さんの師である、ベーシストの田嶋真佐雄さんにお願いすることにしました。お受けいただき、嬉しかったです。と、同時に、初めてお会いする方と一回のリハーサルで、感覚や音を共有し、本番に臨まなければならないという、かなりのプレッシャーが襲って来ました。

時間がなかったので、自分が行けそうな素敵なレコーディングスタジオも同時にスケジュールを抑えて、ほぼカケでした(笑)


初めての経験というか、新しい挑戦には、ものすごい緊張を伴いますね。スタジオのエンジニアさんとも初めてお会いする訳ですし、音の好みや、やりとりなんかも果たしてうまく行くのだろうか?と、とても心配しました。

しかし、上手くいっても、行かなくても・・やるしかありません。


自分は自分の演奏をしっかりとして、決してブレない感覚を持ち、関わってくださる方にそれを伝えること。そして、このメンバーだからこそ生まれる音を瞬間的に捉えて、作品に反映して行く必要がありました。

ははっ!そんなことが、果たして私にできたのでしょうか?

それは、どうぞ音を聴いてみてくださいね。


とにかく、スリリングで、ど緊張で、それでも有り難い出逢いと、その場の音を楽しみながら録れたのではないか、と思います。

田嶋さんは、スタジオに入っていきなりはじめましての人たちに囲まれる中、わたしの拙い表現からもその真意を感じ取ってくださって、その場で音を紡ぎ出してくださいました。その度胸と力量は圧巻!その人が一つ年下だなんてわかった時には…脱帽です。


エンジニアの松井さんは、ミュージシャンでありながら、ご自身の音を追求・録音するためにスタジオをつくられたという経緯もあって、エンジニアさんとしての知識はもちろん、ミュージシャンの先輩として、音のご相談もできる、とても優しくて頼りになる有り難い存在でした。こだわりのスタジオは松井さんの宝箱のような空間で、セミの鳴き声や、日差しが差し込む至福の音楽空間です。


またこうして信頼出来る方々に巡り合い、一緒に音楽をさせてもらえたこと。

そして、レコーディングをさせてもらい、音を残せたこと。

この曲を、空気を、皆さんに届けられることを本当に、本当に嬉しく、ありがたく思います。


今回レコーディングに関わって下さった方々に、そしてここまでの道のりにいて下さった皆さんに心より感謝いたします。


また この先に

こんな幸せが

音楽の時間が 

あるといいな〜


と、これがどれだけの奇跡か良くわかるから、レコーディングの帰り道、自転車で号泣しました。(苦笑)


これから、楽曲の配信、曲を使っていただいた動画のご紹介など

準備ができましたら、順次お知らせして行きます。

どうぞ楽しみにしていてくださいね*


yae


-special thanks-

RecordingStudio&Engineer. echo and cloud Matsui Keiji

video. Kimura Yousuke , Kimura sayuri

(Bass.GamoHaruo)


Okinawa,Hana-chan.Shige-chan,Mitsuosan,Ojisan,Oba-,Agujijima

haha,chichi,Hono,Jack,mitakaBayouGate,M.marche,Anata・・・♡
















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